LLCMはLocal Low-cost Commercial(地域の低価格コマーシャル)は、全国規模でも地方規模でもない「会社やお店がある地域に密着した規模」で運営するコマーシャルシステムです。
地域の会社やお店のコマーシャルを、高名なコピーライターやカメラマンを要して制作するコマーシャルを大手広告代理店に依頼すれば、一躍有名となって会社の知名度や売上高が上がるかと言えば決してそのようなことはなく、知名度がない会社名や商品名など、数多ある有名企業のコマーシャルの中にかき消され、考えるまでもなく費用対効果はとてつもなく酷い結果となります。
規模を小さくして地方テレビ局が行うコマーシャルではどうかというと、例えば神戸市のローカルテレビ局サンテレビジョンでさえ、神戸市全域、西宮、宝塚、芦屋、津名、南淡、淡路三原、三木、姫路、相生、赤穂、福崎、山崎、佐用、西脇、神崎、氷上、和田山…などなど、神戸市内の一地域で小さな会社を経営している、病院を経営している、衣料品店を経営している、飲食店を経営しているという方々にとってみれば広範囲過ぎて、そのコマーシャルに数百万円払うというのは効果を考えるととてもとても現実的ではありません。
では、地域で小さな会社を経営している方々はどうやって販促を行っているのか・・・
販促を考える経営者で且つ販促費を賄えるほど収益を上げていれば、新聞の折り込み広告や地方紙の販促欄に掲載されたり、それほどの予算がなければポスターを近隣に貼ったり、店頭に上りや立て看板を出すといったところが限度。インターネットがこれだけ普及したからとネットに掲載しても、普及したが上に競争が厳しく「自分のサイト」を見てもらう事さえ難しい状況です。
かといって「じゃぁ販促はあきらめてコツコツがんばるか」で利益が上がればよいのですが、独占企業的に競争を伴わず利益を上げられる企業は別として、地域で商売を行っておられる方々には競争相手が多分にあります。
せめて販促をと自身で作成したポスターを印刷し店頭に貼っても、日焼けややぶれに画像の劣化、日々の仕事でそうそう作り替えることもできず、貼ったら貼ったままというお店が至る所にあります。
当社がBtoBやBtoCのコンサルティングを行ってきた中、数多くの企業からこれらの問題改善についての相談を承り、抜本的且つ総合的な改善を図る、まずLLCM(Local Low-cost Commercial)コンサルティングを立ち上げました。
LLCMコンサルティングは、商業施設や商店街などの地域に特化した「会社やお店と近隣に住んでいる方々とのつながり」を第一に、「会社やお店と自治体(団体)」「住んでいる方々と自治体(団体)」も視野に、それぞれを「引き付け合う磁石」の役割を担うことを目標としています。
LLCMコンサルティングはその三者に対するコンサルティング業務を、そしてその施策の一環としてLLCM(Local Low-cost Commercial)をデジタルサイネージで放映するシステムを構築し、LLCM3ヵ月パック(月額3,300円/3ヵ月契約)として2020年4月度から放映を開始しました。
月3,300円(1日あたりわずか110円/税込)で15秒静止画コマーシャルが1日に12回、3ヵ月間の契約期間に1080回も放映されるこのLLCM3ヵ月パックは、プレスタートの現時点で大きな反響をいただいております。