地域 活性化

当社代表取締役が会社を設立した際、最初は神戸市中央区の三宮駅から徒歩1分という、正に神戸の中心地に事業所を構えました。

理由はお取引をさせていただく企業様がお見えになる際のアクセスを一番に考えたためですが、当社代表取締役が百貨店の店長を歴任していた新長田に関係する企業や自治体、団体の方々から「売上の向上」や「空き店舗を埋める相談」「商業地域の活性化」などのご相談を賜る機会が増えたことから、店舗の売上拡大>>商業地の活性化>>地域の活性化へについて少しでもお力になりたいと、愛着のあるいまの新長田に事務所を移転させました。

2020年4月に開始したLLCM(Local  Low-cost Commercial)の企画を立案する際に、「地域活性化のためには企業や店舗、そして住んでいる皆様とのつながりはもとより、地域の自治体(団体)との関係を密にする」というテーマを掲げたのも、ただ単に小売店や飲食店、製造メーカーの売上高向上のためのコンサルティングだけでは、その地域(商圏)が衰退すると「いつかそれぞれが頭打ちになる恐れがある」ことを危惧したためです。

ひとつの店舗だけ、ひとつの会社だけが繁栄して「その地域を活性化させる」には、ヨドバシカメラやイオンモールなど特別に集客力の高い企業が出店してこない限りそれは不可能で、地域(商圏)を反映させるためにはひとつの店舗や企業だけの繁栄では不可能で、周りが衰退すればやがてその店舗や企業も衰退するか、その地を去るかしかないということに気付かなければなりません。

都会の中心ではない地方に於ける地域(商圏)で事業を行うにあたっては、周りとつながり合うことが非常に重要で、それを成さずに「我が我が」と周りを蔑ろにしていては「我の利益」さえおぼつかなくなる、云わば「死なば諸共」という実は密接な関係にあるのです。

当社では三方〈人・店舗(企業)・自治体(団体)〉それぞれに得るものがあり、三方がそれぞれが漏れなく活性化することこそ地域活性化につながると考え、LLCM(Local Low-cost Commercial)を三方のハブとしてそれぞれの情報の集め、それぞれの情報を発信することで、地域活性化の一役を担う取り組みを展開していきます。