いつも通っている道沿いにある左右のお店って、毎回じっくりと見ているようで、実はほぼほぼちらっと見るだけで、じっくりと見るのは余程興味があるか、目的のものを探している場合であることは何度かお話ししました。
これも以前述べましたが朝昼夕と3時間ずつ3日間、通行人がある店舗の店頭をみる頻度について調べたのですが、90%以上の方々が多くても一瞬目をやる程度、つまり、地元の方々は良く通る道沿いのお店の場所や販売商品を知っているので、ウィンドウショッピングをじっくりとなど行いません。
これは、都心の商業地域との大きな違いで、その根幹にあるのは「変化率との相関関係」だと考えています。
都心の商業地域は変化が多いことから、前回来た時と同じとは限らないため常に視線は動きますが、地元を相手にした商業地域は予算面からも変化が希薄なため、いつ通ってもほぼ「前回と同じだろう」との感覚から、気になるところにしか目を配りません。
そんな店頭に相応のお金をかけて販促物をこれでもかと設置しても、目にしないお客様(実は一番買い物をして欲しい地元の方々)にはその訴求が伝わりません。
そこで熟考を重ねて当社が考えたのがこのLLCMです。
地域(Local)に特化した低価格(Low-cost)CM(Commercial)。
地域の特性にあった商圏(徒歩や自転車圏)、そして人が集まる場所に大画面を設置しCM放映をすることにより、今まで店頭で目にしてくれなかった人々、そして割と近所に住んでいるが、店頭を過去あまり通らなかった人々に情報をお伝えすることにより新規顧客を開拓するという、ありそうでなかった新たな仕組みです。
放映を流した店舗や企業側も、新たなお店を開拓できた側も、双方がWIN WINの関係になることで、このLLCMが地域の活性化につながります。
会話にあった士業の方も、日頃CMが打ちづらかった個人経営の「建築業やリフォーム業」「行政書士や保険業」「衣料品店や婦人雑貨」「自動車販売や整備会社」などの方々も、1日あたりわずか110円で自社の商品や料理やサービス、そして会社のCMを安価に打つことが可能となります。
そこから生まれる人と人、企業と企業のつながりを当社はこれからも結び続けて参ります。
当社のロゴにある「磁石」にはその意味が含まれています。